日頃は、当校の教育活動に温かいご理解とご協力を賜り、心よりお礼申し上げます。
本校の学校の教育目標は「求めて学び 鍛え合う」です。そんな生徒たちを育てている恵那北中学校を、私は、「誇りのもてる学校」にしたいと思っています。誇りのもてる学校とは、具体的には…
◇やりたいこと・やるといいことが明確な「主体性が育つ学校」
◇ほめて育てる風土がある「社会性が育つ学校」
◇「北中ってステキだな」と自慢できる「郷土愛が生まれる学校」
つまり、生徒の主体性・社会性が育ち、郷土愛が生まれる「今日が楽しく 明日が待ち遠しい学校」のことです。そんな学校にしていくために、今年度の学校経営の基本方針を4つ定めました。
一つ目は、「できた」「わかった」「授業が楽しい!」と学力の向上と勉強の楽しさを実感する学習指導です。具体的には、生徒が確かで豊かな学力をつけるために、学期に2回の定期テスト(中間・期末テスト)で成績をつける評価方法から、月に2回程度の単元テスト(再挑戦あり)で成績をつける評価方法に変えます。また、生徒が家でも学校でも主体的に楽しんで学習に取り組めるようにするため、日々の授業を生徒自ら課題を見つけ仲間と交流しながら課題を解決していく生徒主体の授業に転換していきます。
基本方針の2つ目は、「今日が楽しく明日が待ち遠しい!」と笑顔で言える学級経営です。具体的には、生徒の個性を伸ばし、自己肯定感・有用感を高めるため、年間を通して放課後に“飛躍の時間”を設定しました。生徒達はその時間を活用して、部活動や生徒集会、体育大会・合唱祭・駅伝大会等の各行事の取組を充実させます。
基本方針の3つ目は、「もっとよくなりたい!」と前向きになる支援体制づくりです。具体的には、生徒がその気になって、意気に感じて挑戦できるようにするため、 「ほめて育てる、失敗してもOK」な安心できる環境を整えます。また、学習計画ノートの代わりに、タブレットのアプリ「スクールライフノート」を活用し、全職員で生徒の心の変化を把握し、声かけや見届け、支援につなげていきます。
基本方針の4つ目は、「ステキだな!」と自慢できる学校づくりです。具体的には、北中チャレンジ4を通して「こんな自分になりたい」「そのためにこれに挑戦したい」と、毎日目的意識をもって登校する生徒を育てます。また、地域との繋がりを強めるため、企画段階から生徒が参画するボランティア活動を推進します。
令和5年度の恵那北中学校は、以上の基本方針に基づいて、地域・保護者の皆様と協働して、当校で学ぶ生徒の姿を評価・改善しながら、誇りのもてる学校づくりをしていきます。
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