恵那南地区中学校再編委員会が初会合

5月14日、岩村振興事務所で第1回恵那南地区中学校再編委員会が開かれました。  市南部の岩村町、山岡町、明智町、串原、上矢作町の5地区では、人口減少に伴う教育環境への影響が懸念されており、平成26年度に「恵那南地区中学校あり方検討委員会」を設置して、この問題に対する協議を重ねてきました。検討委員会は9回に及ぶ協議の末、恵那南地区の中学校の適正配置条件として「早急に改善を図る必要がある」。中学校の統合については「各地区の平等性を考えた位置に新設することが望ましい」との提言をまとめ、3月に市教育委員会へ提出しました。今回設置された再編委員会は、この提言を尊重した上で、学校統合の時期と場所について審議していただきます。  第1回となるこの日は、該当する5地区の小中学校PTAやこども園保護者、地域自治区などの代表者、計34人を委員に委嘱し、昨年度「あり方検討委員会」で委員長を務めた上矢作町の鈴木峰夫さんを委員長に、山岡地域自治区代表の黃地尚幸さんを副委員長に選出しました。再編委員会は今後、市内の比較的規模の大きな中学校の視察を踏まえ、年度内の答申を目指して協議を重ねていくこととしています。

(龍田和子教育委員長(左)が各委員へ委嘱書を交付)
 
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