校長挨拶

「心を育てる」教育   校長  梶屋 明広

 私、今年度より校長として岩邑小学校に赴任致しました梶屋明広と申します。歴史が深く、文化の高い岩村に赴任できたことに喜びと責任の重さを感じております。
 さて、3年という長い時間、私たちの生活に影響を与えた新型コロナウイルス感染症及びその対応も変わりつつあり、新たな生活(アフターコロナの生活)が始まろうとしています。学校現場においても、これまでの規制も徐々に緩和され、感染拡大に注意しながら教育活動を以前のように行える状況になりつつあります。
 岩邑小学校では、学校教育目標「なかよく かしこく たくましく」の具現に向けて、今年度も「誇りのもてる学校」を目指す学校像として教育活動を進めて参ります。学校の教育活動の中で大切なことは、教科の授業や特別活動を通して、知識や技能、それに伴う見方、考え方を育てていくことです。
 しかし、その中心には、心を育てることがあるということを忘れてはいけないと思っています。私たちを含め、子どもたちが行う全ての行為行動の源は「心」にあります。だからこそ、教師は、授業や行事の取組、係活動等を通して、子どもたちや学級、学年集団をよりよい生活、生き方に導くために、心や気持ちを大切にしながら、子どもたちの行動とその価値を結び付け、認め、励ましを積み重ねなければならないと考えています。学級目標や活動の目標につなげる、学級のみんなで約束した姿とつなげるなどの工夫を重ね、子どもたちの心や気持ちを育てる取組、評価をたくさん行っていきたいと思っています。全ての子どもたちが「より良くなりたい」と願っています。だからこそ心を育てる教育を実践していきたいと考えています。
こうした「心」の育成を続けることが、「誇りのもてる学校」につながると信じています。
 本年度も保護者の皆様、地域の皆様のご理解とご協力をいただきながら、教育活動を進めて参ります。よろしくお願い致します。


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