第14回保育参観研究会(大井こども園)の開催

 11月29日(水)大井こども園、3歳児うさぎ2組が「わらべうたあそび『ぶーぶーぶー』」の活動を公開しました。大井こども園は友だちとのかかわりが経験できる遊びとして「わらべうたあそび」を日々の保育に取り入れています。うさぎ2組は園の生活に慣れてきた5月頃に、まだ友だちの名前を覚えきれていない姿を見て、名前を呼び応えてくれる楽しさを感じられる遊び「ぶーぶーぶー」を取り入れ遊び始めました。友だちを意識して名前を呼んだり、誘い合ったりできるようになると、遊びを発展させ、いろいろな動物になりリトミックのように体を動かして遊ぶようにしました。また、ジャンプやスキップなどの運動も取り入れるように工夫しました。今回、鬼ごっこ形式にしてルールのある遊びを楽しむことにしました。 活動の導入は、紙芝居「三匹のこぶた」を集中して聞いていた子どもたち、面白い場面や気に入った場面になると、笑い声等が漏れてきました。その姿が本当に自然で読み聞かせの姿はいつもこうなんだなと微笑ましくなりました。遊びのルールに「お家(ホースの中)に入ったら、おおかみ鬼に捕まらない。」があり、一人一人のお家(ホース)を確認しました。園庭へ移動し、わらべうた「ぶーぶーぶー」の遊びを始めました。みんなでわらべうたを歌い、最後におおかみ鬼が「ぶーぶーぶー」と歌うと、こぶたは逃げなくてはいけません。あらかじめ設定したお家まで、こぶたになって一生懸命走って逃げました。お家の場所は、子どもによって違い、遠くにお家を設定する子、スタートラインの近くに設定する子と様々でした。おおかみ鬼もなかなかの走りで、仲間を増やしていき、園庭には追う、追われるときに出る元気いっぱいの声が響きました。2回の交流会では、最後まで捕まらなかった子を紹介し、みんなでたたえました。初めてチャンピオンになった子はとっても嬉しそうでした。週末の振り返りでは、スタートの近くに家を設定した園児がだんだん遠くにお家を設定した様子や、おおかみ鬼が元気よく「ガォ~!」と言って遊びを盛り上げたことや、遠くにお家を設定し、いっぱい走って遊びを楽しんだ子を評価し、価値づけました。冬空の寒い日でしたが、うさぎ2組は「ぶーぶーぶー」の遊びで笑顔いっぱい遊びを楽しみました。