朝、登園すると園庭の木の上に赤い物が引っかかっていました。1番に登園した子は木の下を気づかずに通り過ぎていきました。(いつ気がつくかな?)と見ていると、通り過ぎたはずの子が目をこすりながら戻ってきました。そして再び目をこすりながら木を見上げていました。見てはいけない物を見てしまったような・・・ひょっとしてこれはサンタかも・・・・とドキドキしていたと思います。大人だったら『これは現実かなあ?』と思わず頬をつねっていたかもしれません。目を何度もこする姿がとてもかわいかったです。
登園してくる子が次々に赤い帽子に気づき「気になっちゃうから調べてくる」といってみんなが集まってきました。「サンタかも」「ちがうら?」と言いながらも何とか帽子を取ろうとジャンプしたり、「せんせー取って」「肩車すれば取れるらー」と賑やかでした。
職員が木の幹を揺すりましたが取れませんでした。中には石を投げて取ろうとする子もいて、職員が慌てて止めていました。「先生!はしごで取ったらいいんじゃないの?」と提案した子があり、梯子を使って取ることになりました。