子ども達が登園すると、二階に続く非常階段に何か赤い物が引かかっていました。初め見つけた年中児はあまり気にしていませんでしたが、年長児が「あれー」「あっ」と言いながら何とか赤い物を取ろうとしていました。「サンタかも!!」という声に周囲の子たちも大興奮でした。ところがなかなか赤い物には手が届かず、考えたのは長縄跳びの紐を投げていましたが、それでも届きませんでした。最後は「せんせいー梯子で取って!」と頼まれ、職員が脚立に登って取ることが出来ました。見つけたのは赤いマフラーでした。昨年は赤い帽子を落としたサンタですが、今年は赤いマフラーを落としたようです。
拾ったマフラーを抱きしめたり、匂いをかいだりしていました。見つけたマフラーをどうやってサンタに返そうか年長が考えて手紙を付けて、落ちていたところに戻すことになりました。年長さんが手紙を作り、マフラーが濡れないようにビニール袋に入れるように提案したところ、サンタから見にくいという子どもからの提案で傘を差し掛けることになりました。