鬼がくる!?

園庭の銀杏の木に何かぶら下がっていました。紙がくるくる巻いてあって、紐で縛ってありました。見つけた5歳児は手が届かないので、持っていたフラフープを使って取りました。

紐の先を指でつまんで、恐る恐る持ってきました。だれも、紙を広げられずにいると、5歳の女の子が勇気を出して広げてくれました。それは鬼の手紙で「ふたばこどもえんのみんなへ 2がつ3にちにいくからな まってろよ おに」とかいてありました。みんな大騒ぎでした。

「なんかあるよ」 「サンタさんのてがみ?」
(「なんかあるよ」 「サンタさんのてがみ?」)

「うわあー おにや」 「つめがある」 「はなぢがついとるに」
(「うわあー おにや」 「つめがある」 「はなぢがついとるに」)

「たいへんだまめをつくろ」 「かたくせんとあかんら」
(「たいへんだまめをつくろ」 「かたくせんとあかんら」)

5歳児は代表で「馬酔木(あせぼ)」をとりにいきました。 「これに いわしの あたまつけるんやら」
(5歳児は代表で「馬酔木(あせぼ)」をとりにいきました。 「これに いわしの あたまつけるんやら」)