4月のはじめ、とってもいいお天気の日に、地域の方からご招待いただきたけのこ掘りに行ってきました。
東野が一望できる高台の竹林まで歩いてお出かけです。ぞう組とくま組で出かけました。お出かけの前に、「たけのこ なんのこ?」の絵本を読んでから出発です。
去年の冬、お散歩で通りかかったときに「ここにはたけのこが生えるよ」と教えてもらいました。春になったらたけのこを掘りにおいでとお誘いいただいていたのです。
「みんなが来るのをまってたよ!」と言ってもらい、とっても嬉しい気持ちになりました。
「よろしくお願いします」と大きな声でご挨拶しました。
きれいに手入れされた竹林の中へ・・・
「あった!!」「こっちにもあるよ!!」
みんな、大興奮で竹林の探検を始めました。
「手でも掘れるかな?」
手を真っ黒にしながら掘ってみましたが・・・
手に負えません!!
「手伝ってくださ~い」
たけのこは、専用の鍬でザクっと掘るんですって。「本当だ!ザクって音がするね」
たけのこの根っこが地面の下にいっぱあることや、たけのこの下の赤いぽつぽつからねっこが生えてくることなど、絵本で知った知識を実体験できました。
大きなたけのこをたくさん掘って持たせていただき、おおき~いと大喜びでした。
みんなの住んでいる東野が一望できます。
大好きな明知線がやってきて、「おーい」と大きな声で手を振りました。みんなの大声に気が付いたのかな?
ぷぉーーーー!汽笛を鳴らして挨拶してくれました。
翌日、採ってきたたけのこを良く見ながら、絵を描きました。
「赤いポツポツがあったね!」「茶色の毛がある」「肌色だよ」「先っぽがとんがっていたね」
よく見て、触ってじっくりと取り組めました。
絵本の中で、たけのこの皮の枚数を数えていたことを思い出し、実際に数えてみることになりました。
皮を剥くのって、とっても難しくて、バラバラになってしまいます。ぞう組さんは悪戦苦闘しながら、自分たちで頑張りました。くま組さんは先生と一緒に剥いてみました。
絵本と同じように、並べて並べて・・・
何枚あるかな?くま組は・・・「50枚!!」
ぞう組は・・・「51枚!!」「ぞう組の勝ちだ!」と大喜びする子供たちでした。
本には40から70枚くらいの皮がありますと書いてありましたが、本当にその通りですね。
たけのこの中はどうなっているのかな?と半分に切ってみました。
「たけのこのおうちの中、まだ誰も住んでいないね」可愛いこどものつぶやきでした。
収穫した たけのこ、米ぬかであく抜きをして鰹節と醤油でやさしいお味に煮て頂きました。
見て、触れて、感じて、味わって。絵本と同じだね!
五感をフルに使った たけのこ掘りでした。
この活動を通して、たけのこに興味や関心を持った子供たちです。
地域の方のご厚意で、地域を知り、人と関わる楽しさを味わう素敵な体験ができました。本当にありがとうございました。