今月の地震の訓練は、
いつものように机の下にもぐれない場面でベルを鳴らしました。
靴を履いていたうさぎ組さんは、外に出て安全な場所に避難できました。
上履きに履き替えていた子や、トイレに行っていたくま組は
頭を守り安全ゾーンに避難しました。
ぞう組は靴を脱いでいる子、履いている子それぞれテラスや外に避難しました。
その後、仲良しグループに分かれてそれぞれの場面カードで
地震が来たら危ないところに印をつけました。
「ここあぶないよね」「落ちてくる」「倒れてくる!」
と今までの経験や知識で考えます。
「ここも危ないんじゃない?」とくま組さんも一緒になって考えます。
6場面をそれぞれのグループで話し合った後は発表しあいました。
うみの場面を考えたチームは、「波が来るから、高い方に逃げて行った方がいい」
とよくテレビなどの情報が入っていることを伺えます。
公園の場面は園庭と同じ。
ジャングルジムがあったり、滑り台があったり。
ジャングルジムで遊んでいる時だったり、滑っている時だったり、いろんなことが想像できるようになりました。
お店屋さんは商品がいっぱいあって危険もいっぱい。
いつものようにダンゴムシのポーズは踏まれてしまうので
危ないこともわかり、一人でいる時には周りに助けを求めることも知りました。
家の中でもテレビが飛んできたり本棚が倒れたり。安全な所はありません。
グループで話し合う姿、みんなの前で発表する姿、一生懸命聞こうとする姿、
どの場面を見てもみんなの成長を感じられました。
今日の訓練が、いつ、どんな時に地震が来ても身を守ることができることに
繋がってくれると思います。
降園時に保護者の方にも見ていただき、どんなことに気が付いたのか伝えることができました。
みんなで防災への意識を高めていけるといいですね。