森とあそぼ!自然とあそぼ!!

今日は「ぎふ木育教室」の一環として、岐阜県シェアリングネイチャー協会理事 ネイチャーゲームインストラクターの三浦先生をお招きして、自然といっぱい触れ合うことができました。

まずは初対面の三浦先生とご挨拶。(三浦先生は子どもたちからみみ先生と呼ばれています。)

「みみ先生、よろしくお願いします!」

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今日は近くの森へ出かけますが、自然の中は嬉しい発見だけではなく、ちょっぴり怖い発見もあるかもしれません。ハチやヘビ、ケムシなどを見つけた時の対処法もしっかり教えていただきます。

ハチが来て怖いと思ったらお団子のポーズでじっとしていてね!

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それでは出発!まずは五感を使った楽しい「おみくじ散歩」から。

みみ先生の持っている袋の中には、何やらメッセージの書かれている紙が入っていますよ。

一人ずつ順番におみくじを引きます。

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おみくじには「虫の声」「鳥の声」「葉っぱのしずく」「蜘蛛の巣」「花」などなど、いろいろなお題が書かれており、耳を澄ませたり、目を凝らしたりしてそのお題のものを探します。

りりりり、りりりり・・・虫の声、聞こえたよ!!

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葉っぱのしずく、みーつけた!見つければ取ってみたくなるのが子どもです。

しずくがこぼれないように、そーっと葉っぱを取ってみると・・・

あれれ?なんだかバッタの顔に似てるね。

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このほかにも、風を感じたり、自分の影を見つけたりしながら進み、黄梅院を通り抜けて森に入ります。

さて、ここでも身を守るためのお約束。この葉っぱ、赤くてきれいだけど触るとかゆくなるんです。

うるしかぶれにはご注意を!こうした知識を身に着けておくことも大切ですね。

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おみくじ散歩は「色」や「手触り」のお題も。「黄緑色の竹、すべすべしてるね!」

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他にもふわふわするコケやススキの穂、チクチクする木の実などを発見しながらヘリポートに到着!

ここでは「わらしべ長者」の紙芝居を読んでいただき・・・

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その後みみ先生からわらをもらい、わらしべ長者のように森の中で見つけた素敵なものと順に交換していきます。いいもの見つけるぞ!えいえいおー!!

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どんないいものが見つかるかな?初めにもらったわらはみんな同じものでしたが・・・

「赤い葉っぱ見つけた!」「この棒がいいな」「セミの抜け殻あった!」と、子どもたちは次々とお宝を見つけます。

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年中組の男の子、セミの抜け殻や松の枝を見つけて持っていますが・・・

あれれ?今度はお宝がこんな大きな枝やススキに替わっていますね。

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お宝を見つけながら、広場に到着!

それではどんなお宝に巡り合えたのか、みんなでお披露目です。

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「チクチクしている実」「赤くて小さな実」「ピカピカの石」「すてきな小枝」「ちょっと黒っぽいどんぐり」「せみの抜け殻」「シロツメクサ」と、7人がみんな違うお宝に出会えました。

みみ先生、ここですてきなアイテムを取り出し・・・みんなのお宝を枠付きの透明バッグに入れてたり、リボンを縛ったりしてみると・・・まるでアートのようですね。

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素敵な森の宝物に出会ったあとは、地面にシートを敷いて、ごろんと寝転んでみましょう。

小さな生き物が自分の視線の先にいたり、高い木々や葉の隙間からキラキラと見える光がきれいです!

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気持ちがよくて、ずっと寝転んでいたいくらいでしたが、そろそろ園に戻る時間です。

たくさんの自然に出会えて嬉しかったね!

ここでみみ先生が「森にお礼をしたいんだけど、みんなが息を吸ってふーって吐くと、その吐いた息が木のご飯になるんだよ」と教えてくれました。なるほど!!

最後にみんなで深呼吸。ふーっと木々に息を吹きかけて、森にお礼をしてきました。

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帰り道、子どもたちの目がぐっと自然に向くようになり・・・

「先生!蜘蛛の巣が2階建てになってるよ!」と新たな発見をしてくれました。

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串原はとても自然豊かな場所ですが、何気なく目にしている自然も、ちょっとしたきっかけで子どもたちが五感を研ぎ澄ませ、大人が気付かないような素敵な感性を発揮してくれたことがとても嬉しく、楽しい1日でした。

色んな遊びを教えてくださった三浦先生、1日ありがとうございました!

たっぷり歩いた後の給食は、普段よりもさらにおいしく感じられたのは言うまでもありませんね!