いよいよやってきた節分当日。
みんな元気に登園したものの、なんとなくそわそわしているような気がしますが・・・。
朝の会をしている間、職員が脂ののったおいしそうなイワシを炭火で焼きます。
頭の部分だけ先に落として「柊イワシ(やいかがし)」にするためにさっと焼きます。
匂ってみると・・・う~ん!これは臭い!!
この日のために作っておいたお福さんのお面をつけて・・・
イワシの頭を柊につけます。
準備は整ってきたけれど、まだまだ身を守りたい子どもたち。
何と馬酔木の枝を体に張り付ける作戦に出ました!!
一番小さいお友だちは、背中に貼っておいてあげるね。
鬼が入ってこないように柊いわしを園のそこら中に張り付けて・・・
そんなことをしていたら、イワシの身のほうもしっかり焼けました。
園で収穫した大豆も部屋で炒ると良い匂いが充満してきます。
イワシを食べて、最後のパワーチャージ完了!
遊戯室に移動して、鬼に豆を投げる練習が始まりました。
みんなの前で、心から追い出したい鬼も発表しました。
「泣き虫鬼」「怒りんぼ鬼」「ケンカしちゃう鬼」などなど。頑張って追い出そうね。
ここで昨年のことを話し出した年長さん。
「去年は〇〇ちゃんがご飯忘れちゃったから、お父さんが届けてくれて一緒にやっつけてくれたから、〇〇ちゃんのお父さんに電話してよー!」とのこと。
「えぇ!?そんなこと言ってると、本当に鬼が来ちゃうかもよ!」といったその時です!
何と遊戯室の倉庫から緑鬼が現れ、子どもたちはびっくり!鬼の対角線上の隅に逃げながらも新聞豆でやっつけようとしています!!
頑張っていたのですが、担任の先生が連れ去られてしまいました!どうしよう~
テラスから外を見てみると・・・あれれ?誰か大人の人がいる!
「助けてください~!!!」と全力で叫ぶと、水道メーターの検針に来ていたお友だちのお父さんが!!
何という良いタイミング。
さっそく助っ人に入ってもらい・・・
投げ切っていた豆を遊戯室に取りに戻ると、担任の先生の助けを求める声が!!待っててね。
長い廊下の先では・・・大変だ~!!
(ここから先、あまりの大騒ぎのため写真のピントが合いませんでした。ご了承ください。)
職員は助かりましたが、お父さんが大ピンチ!!
最後の力を振り絞って、豆を投げます。
「鬼は外!鬼は外~!!」
あ~やれやれ!!鬼はやっと逃げていきました。
みんなで力を合わせたら、怖い鬼もやっつけられますね。
助っ人をして下さったお父さん、本当に素晴らしいタイミングに園に来てくれてありがとうございました!
怖くて涙が出た子もいましたが、給食を食べたら復活!!みんなにこにこ笑顔に戻りました。
節分豆は、年の数より一つ多めをよく噛んで食べ、今年の健康(無病息災)を祈りました。
節分を過ぎたら、いよいよ春がやってきますね。