4月の「命を守る訓練」

こども園では月に1回「命を守る訓練」を行っています。

新年度、初回の訓練では「自然災害」や「火災」「不審者」などについて訓練があることを、紙芝居を使いながらわかりやすく伝えました。

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もし、机など身を守る場所がない場合は、後頭部を守りながらダンゴムシのポーズ!

時と場合によって、身を守る方法が変わります。

職員もどのようにお子さんを守り切るのか、場面を想定しながら考えていきます。

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防災頭巾も、被る向きを考えながら、慌てないようにしっかり着用します。

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お部屋から急に飛び出すと、瓦が落ちてくるかも!

担任と一緒に、どのルートで屋外に避難するかを考えます。

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こども園には、命を守るアイテムもたくさんあります。

消火器は、どこに何本あるのかな?

みんなで場所をチェックすると共に、大人が使う道具であることも伝えました。

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最後に、火災を知らせるベルの音も聞きました。

何度聞いても「ジリリリリ!」と大きな音で鳴るベル音はドキッとするもの。

ひよこ組の男の子は、泣きはしないものの「こわ~い!」とひと言。

最後に、避難する際にしてはいけない、5つの行動を確認しました。

「お・は・し・も・ち」の5つは、園に通っている間何度も繰り返して伝えている言葉です。

「お」は「押さない」お友だちを押しのけて逃げるのは、危険が伴いますね。

「は」は「走らない」でも、これは時と場合によります。階段がある場合は焦って走るとケガの元!

「し」は「しゃべらない」大事なことを聞き逃さないように、静かに避難します。

「も」は「戻らない」大事なものを取りに戻っていはいけません。何より大事なのはみんなの命!

「ち」は「近づかない」危険なものには近づかないようにしましょう。

毎月の訓練を通して、災害が起きたときにも落ち着いて行動できるようにしましょう。