1月14日 五平もち会を行いました。
今年度はコロナ感染症予防対策の為、子どもが五平もちを握って焼くことはできませんが、郷土料理を伝えたいと計画しました。
子どもたちが食べる焼き五平は給食室で作ってもらいましたが、各クラスで1本分ずつ五平もちの材料をもらい、どうやって形を作るのか見ました。担任の先生が握るのを、興味津々で見ていた子どもたちです。
外では、U字溝で火をおこし、五平もちを焼く準備をしました。火をつけると煙が立ち込め「けむりくさーい」「けむたーい」と大騒ぎ。先生がうちわでパタパタ仰ぎ、炭に火が付いたのをみると「あかくなった~」「しろいところもあるよ」と炭の変化にも気が付いた子どもたちです。
炭の準備ができたら、みんなのクラスの五平もちを焼きます!
まずは素焼きから!
いい色に変わってきたよ
園長先生がひっくり返して見せてくれると「いろがかわった~」「なんかにおいもする!」とマスクの中で、はなをくんくん。
いい色に焼けたら、いよいよたれを付けて本焼きです。
たれの中身はなんだろう?
おいしそ~う!!
みんなが静かにすると・・・
パチパチパチッとたれが焼けるいい音がして、「あ!いいにおいがしてきた~」「おなかがすいてきたよ~」と子どもたち。
さあ、どのクラスの五平もちから焼けるかな?
おいしそうに焼きあがりました!!
焼けた五平もちをもらい、近くで見たり匂いをかいだりしてから五平もち制作をしました。
いいにお~い!こげているところもあるよ。
未満児さんは、紙に描いた五平もちに絵の具のたれをぬりぬり。
「こげてた!」という事で、黒色のクレヨンでおこげもぬりぬり。「くしのところもこげてたね」と串もぬりぬりしていました。
1歳児のお友だちも上手にぬりぬりできました。
本物はど~れだ!どれもおいしそうでしょ!
年少さんは、新聞紙と厚紙で作った五平もちを、保育者お手製の焼き場で焼きました。本物を焼く様子を見たばかりなので、同じようにまねっこをし素焼きをして、たれをつけて焼きました。
「やけてきたよ~」と五平もち焼きを楽しんでいました。
おいしくな~れ!
ひ、あったかいね~
年中さんと年長さんは、段ボールの串に丸めた新聞紙と白い紙を巻き、形を作りました。形ができた子から段ボールのU字溝で素焼きをしたり、筆で絵の具のたれをつけて出来上がり!
ギュッギュッ 力を入れて丸めるよ
たれをペタペタ。沢山塗ったほうがおいしいよ
どこからたれをつけようかな。おこげもつくろ。
あ~ん、もぐもぐもぐ 美味しい五平もちができたよ
みんな美味しそうな五平もちができる頃にはおなかがグ~ッ
給食では、作ってもらった本物の焼き五平をおなかい~っぱい食べて大満足な子どもたちでした。
大きなお口でパクッ
おいしいよ~!!
本物の五平もちは作れませんでしたが、制作で五平もちを作り、いつもとは違った五平もち会が楽しめました。自分で作った満足感はあったかな?郷土料理を覚えていってくれるとうれしいな。