「中野方コミュニティーセンターに土雛が飾ってあるから、見に来ていいよ~」
と声をかけていただき、3月3日に見に行ってきました。
ご挨拶をして、「おじゃまします」
たくさんの土雛の中に、お雛様とお内裏様の横に、老夫婦の土雛がありました。
いくつか種類がありますが、全部老夫婦は、ほうきを持っているんです。
「なぜほうきをもっているの?」
と、可知先生に聞くと、調べて教えてくださいました。
老夫婦は高砂人形といって長寿、長生きできるように。
そして、爺が持っているのは”熊手”で、『福をかき集めるように(財運)』。
婆がもっているのは”ほうき”で、『邪気を払う(魔除け)』。
これは夫婦ともに助け合い、夫が福(財)を集め、妻が家庭を守り整える意味があるそうです。
園には、子ども達が作ったお雛様がいっぱいです。
<ひよこ>
<うさぎ>
<ぱんだ>
<ぞう>
コミュニティーセンターをでて、池宮神社によりました。
小学校も休み時間でした。
そして、上近藤医院付近を歩いていると、
「いいもの見せてあげるでおいで!」
と、畑仕事をしていた浅井さんが声をかけてくれました。
はがきの木を教えていただきました。
爪など、硬いもので書くと、だんだん色が濃くなって鉛筆で書いたみたいになるんです!
始めは先生が書いたのを見て興味津々。
見てるとほしくなっていると、
「あげるよ」と一人一枚くださいました。
園まで大事に持って帰り、さっそくテラスで書いていました!
不思議な葉っぱですね。
この”はがきの木”は、今の”葉書”の語源となっているそうです。
時間がたっても、葉がしおれず、ピカピカのまま!
しかも字が消えない!
地域の素敵な葉っぱをまた一つ、知ることができました。
学びがたくさんのお散歩になりました。