やまびここども園

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鬼は外！

今日は鬼がやってくる日…。

鬼の嫌いな豆（今年は黒豆を収穫したので黒豆で…）を炒っていると

園の中は豆のいい香りがいっぱいでした。

みんなもクラスごとに、豆を炒る様子の見学！

豆を見ながら、「きのう豆まきしたよ！」「家で食べたよ」と教えてくれました。

いつもは、みんな揃って節分の話を園長先生から聞きますが、今年はコロナという事で

クラスごとにお話をしてもらいました。

話を聞いて気合も十分！「エイエイオー！」と鬼退治モードです。

部屋に戻り、豆の代わりの　お米ボーロ（豆は気管に詰まることもあるため年長さんの提案で豆に似た食べ物という事で…）を食べて力を蓄えたところへ…

鬼登場！！

ひよこ組さんは、何が来たの？という感じでしたがだんだん状況を理解してくると

怖くて先生の元へ！怖いながらも一生懸命自分たちで用意した新聞豆を鬼に向かって

投げていました。

うさぎ組さんは、鬼初体験な子もいて少し前まで「鬼なんかこわくないよ」って言っていた子も

姿を見るとやっぱりこわーい！固まりながらも必死で豆を投げていました。

くま組さんは、昨年の経験を思い出し、朝から不安そうな子もいましたが、部屋の隅に追い詰められながらも

みんな勇気をもって鬼に向かっていきました。

一生懸命「鬼は外！」も言えていましたよ。

ぞう組さんは、怖い、逃げたい気持ちをぐっと抑えながら必死で鬼に向かって豆を投げ続けました。

鬼のいる間は泣く子は一人もおらず「僕たち私たちがやっつけなくちゃ」という気持ちが伝わってきました。

鬼がいなくなるとほっとしたのか、涙が…。頑張ったね！

みんなが頑張ったので、鬼も逃げていきました。

鬼がいなくなったところで、みんなで鬼の嫌いな音のする馬酔木を燃やして

もう鬼が来ませんようにとお願いしました。

鬼の嫌いな匂いのするイワシも、炭火で焼きました。

こんがり焼けたイワシは頭からパクリ！パリパリして美味しい！

給食と一緒にいただきました。

 

怖いけど、自分の弱い部分と向き合うことができる行事の節分。

本当の意味も伝えていけたらと思っています。。

きっと自分の中の悪い鬼も追い払えたと思います。また一つ強くなれたね。

みんな頑張りました！