串原小・中学校新校舎竣工50周年にあたって

串原小・中学校新校舎竣工50周年にあたって

『串原村の歩み -串原村閉村記念誌』より一部引用

 

今から50年ほど前まで、この串原には、木根と相走の2か所それぞれに小学校と中学校がありました。木根には本郷小学校・本郷中学校が、相走には串原小学校・串原中学校がありました。

【串原小学校
◇◇◇◇
◇◇・串原中学校(相走)】

【本郷小学校
◇◇◇◇◇◇
・本郷中学校(木根)


昭和30年ころから、矢作ダムの建設の話がもち上がり、数十戸の民家が水没することになり、児童・生徒が減少することから、住民が話し合いを重ねました。そして「次代を担う子どもを幸福にすることは村民の責務である。村を挙げてこの問題に取組む」という強い願いのもとで、2つの小・中学校を1つに統合しようということになりました。

そうして統合された串原小・中学校新校舎の完成を祝う祝典が、50年前の今日、2月10日に盛大に開かれました。当日は一面の銀世界で粉雪の舞う天候だったそうです。体育館で開かれた式典では、児童・生徒による鼓笛隊の行進や中山太鼓の披露があったそうです。

 

現在、児童・生徒が通っているこの学校、この校舎は、今日で50歳を迎えたことになります。地域の未来を担う子どもたちへの強い思いが、ここにはこめられています。

記念すべき、50周年という節目を迎えるにあたり、児童・生徒には、これまで以上に「一歩上を目指してやりきる」の合言葉を胸に、一日一日を大切に歩んでいってほしいと思います。


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