地震に備えて突然の訓練

このところ、テレビを見ていると、よく、地震の緊急速報のテロップで流れます。日本のあちこちで、地震が続いています。

中野方小学校では、Jアラートのテスト放送を生かして、毎回、「ミニ命を守る訓練」をしています。本当に地震が起こってしまうと、長く揺れることが多いので、時には3分間、身を守る動きをとったまま待つこともあります。

今回は、「今週のどこかで命を守る訓練をするよ。どの時間にやるかはわからないよ。先生たちが近くにいないこともあるよ。・・・」と、簡単な事前指導を行い、20分休みの後半に緊急地震速報の音声を使って訓練を行いました。

玄関付近で、とっさに頭を守る
(玄関付近で、とっさに頭を守る) 運動場のど真ん中で、身をかがめて頭を守る
(運動場のど真ん中で、身をかがめて頭を守る) 机の下では対角線上に足をしっかりつかむ
(机の下では対角線上に足をしっかりつかむ) とっさに身をかがめたものの、驚きすぎて机の外でした・・・
(とっさに身をかがめたものの、驚きすぎて机の外でした・・・) 大人がいなくても、防災頭巾をかぶって、並んで落ち着いて避難
(大人がいなくても、防災頭巾をかぶって、並んで落ち着いて避難) 全体に、先生方が気付いたことについて、お話をしました。
(全体に、先生方が気付いたことについて、お話をしました。)

 

いつでも大人が近くにいるとは限りません。今回は、「なるべく指示は出さないで、子ども達に考え、判断させる」ということを教職員は共通理解し行いました。予告から時間が経っていたので、すっかり忘れていた子もいましたが、緊急地震速報の放送を聞いて、サッと表情が変わりました。本当の地震だと思った子もいたようです。

全体に場の状況に応じて動けた子、先生たちがたまたまそばにいた子、避難する時に防災頭巾をかぶった子、それぞれの場所でとっさに身をかがめて頭を守ったものの、校舎、国旗掲揚塔、窓などの近くだった子、思わず悲鳴を上げてしまった子などがいました。

授業の際に、「ホームページを作っていて気付いたんだけど・・・」と写真を見せると、「そう、これ、危ないよね。学校が崩れてきて死んでしまうって、教室に戻ってから習ったよ。今度は遠くに行ってから。」と子ども達。改善点はすぐに、担任から指導されていました。

今後も、日常の学校生活の中に命を守る動きを身に付けられる状況を作っていこうと思っています。


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