中野方小学校

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４・５年 『かけっこ教室』

 　今日は、中京大学陸上競技部副部長の青戸慎司先生をお招きし、４・５年生が『かけっこ教室』に参加しました。

恵那市では、今年度より、スポーツの基本となる「走り」に注目し、全てのスポーツの競技力の向上を目的とした『かけっこ教室』をすべての小学校の４・５年生対象に実施してくださっており、本日、中野方小学校で実施されました。

青戸先生は、陸上１００ｍの元日本記録保持者で、日本人男子初の陸上とボブスレーの夏冬オリンピック出場選手です。今日は、指導された選手が東京オリンピックに出場されたとのことで、本物のオレンジのジャージを着て登場、「皆さんの足を速くするために来ました！！」と教室がスタート。

５年生が、「走り方のコツを知って、５０ｍ走で活かしていきましょう」と学習の課題を話しました。

とにかく、絶えず笑いがこぼれる楽しさ、そして、短時間にたくさんのコツを教えていただきました。

（「青戸先生、は言いにくいからあおちゃんでいいよ。ほら、Ｔシャツにもそう書いてあるでしょ？」）

「これから５種目練習します。大事なことが５つあります。一つ目は、説明を耳でよく聞くことです。そして、二つ目はお手本をやるから、目でしっかり見てください。三つ目、みんなは、それを完全にコピーしてやってください。四つ目、やっている時に難しかったりできなかったりした時、すぐに無理無理、と言わないでください。五つ目は、無理、できない、と言いそうになった時、私はできる、僕はできる、頑張って練習すればできると言ってください。練習したら、絶対にできるようになりますから・・・。」とかけっこに限らず、全ての場で必要なことを教えてくださいました。

あきらめずにやることが大事です！

（ウオーミングアップです。フラフラしません。足は高く上げます。）
（まず大事なのは、「姿勢」です。いい姿勢は、どんなことをやるにも、めちゃくちゃ大事です。『腰ピン』これが大事。身長も高くなるよ。）
（ひじは９０℃、直角だよ。そのまま振ります。後ろに引いた時もです。軽く卵を握った感じの手だよ。）
（足を動かすのを速くしたかったら、手の振り方を速くします。目の高さまでしっかり振って。）
（全速力で歩きます。歩くことと走ることの違いが、分かりますか？）
（走る練習として早歩きをやったことがないので、これからはやってみたいです。『腰ピン』に気を付けて、いつか５年生を抜きたいです・・・。）
（「はじめて知ることで大切なことがたくさんあったので、５０ｍに活かしたいです。」）
（「コツコツ練習することが大事だよ。絶対にみんなできるから！！」）

学校生活全体に言える大事なことを、楽しく体を動かしながら教えていただきました。

ちょうど、スポーツテストのタイミングです。また、運動会にも活かせそうです。

どのぐらいの子が、直角に曲げた腕を前後に大きく振って、卵をもつようなリラックスした手で、にっこりしながら走れるか、そして、記録を伸ばせるか、楽しみです。

そのためには、コツコツと練習練習！！

明日、この「かけっこ教室」の様子を、短い動画に編集して紹介します。

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