校長 伊藤 政之
新入生・転入生を含め、児童383名で大井第二小学校の令和6年度が始まります。
今年度、目指す子供の姿を次のように考えました。
【目指す子供の姿】 ◎誰もが、「こうしたい」「分かる」「できる」を実現できる
昨年度、「こうしたい」という思いや願いをもつことについて、全校集会などを通じて、子供たちに繰り返し話をしてきました。ChatGPTに象徴される、変化の激しい社会を生きていくことになる子供たちが、主体的に生きていくためには欠かせない「資質」と言ってよいでしょう。
英文学者・言語学者の外山滋比古さんは、かつてその著書の中で、「先生と教科書に引っ張ってもらうグライダー型ではなく、エンジンを積んで自分の頭で考え、自力で飛びまわれる飛行機型の人間こそ、これからの時代には必要なのではないか」と述べています。今、まさにその時代を迎え、複雑で変化に富んだ現代社会において、自立し、主体的に参画できる子供を育てていく教育が必要とされています。
その具現に向け、「自分はこう考える」「こんな自分になりたい」という思いや願いを子供自身がもつことを大切に、今年度も職員総がかりで目指す姿の実現を図ってまいります。
保護者の皆様、地域の皆様におかれましては、本校の教育活動に対して深いご理解とご支援、ご協力を賜り、ありがとうございます。今年度もどうぞ宜しくお願いします。
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