今日も校内ではネット環境整備のための工事が続いています。
本日は、タブレットを保管するキャビネットが入りました。一つ一つの端末に適切に充電できるように回路が組み込まれているなど、単なる棚ではありません。大切に使いたいです。
そんな環境が整う前に、山岡中ではICTを活用した授業に積極的に取り組んでいます。
先程、数学の授業を参観に行ってきました。
本日の課題。
黒板を使って課題提示。ここまでは今まで私も受けてきた授業と変わりません。
しかし、ここからが違います。これを受け、生徒たちは自分の考えをタブレットに書き込んでいきます。
この回答は、前にいる教員のタブレットでリアルタイムで確認できます。生徒の考えていることや悩んでいる様子がまさに手に取るようにわかります。
これまでは教師が教室内をぐるぐる回ってノートを見て、その都度アドバイスをしていたので、いいタイミングでいいアドバイスができないこともありました。それが解消されます。
また、パソコンの調子が悪くて、直接書き込めなくてもノートに書いたものを撮影し、データとして残している子もいました。
そしてそれらのデータをグループごとで選択し、解き方について話し合い活動をします。
今までだと、代表の数名がノートを手に黒板に書いて、みんなの前で説明していました。それが全員に発言の機会があり、時間も短縮でき、目の前で鮮明なものを見ながら、また多くの仲間からの説明を受けることができるので、より理解度が深まることが期待できます。
ICTやパソコンなどと聞くと、なんとなく機械的で冷たい授業が行われるイメージですが、自分の存在がはっきりし、また、仲間の考えをきっかり聞く機会が増えることなります。
モニターを見て、進んでいない仲間にさっとアドバイスをする姿もありました。
ICT教育が進んでいくことは、自分自身を理解したり、仲間を受け入れる感覚が身についたりするなど、自分自身や仲間を大切にする気持ちがこれまで以上に育まれていくように感じています。
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