「たてわり保育」を紹介します 1

城ヶ丘こども園の特色ある園活動テーマは『心豊かにたくましく生きる子~友だちと関わり合う活動を通して~』です。これまでも、運動会の取組を中心に異年齢での関わりを保育の中に取り入れてきましたが、日頃から関わっていないとお互いにどのように接したらよいのか分からないという反省点がありました。そこで、今年度は更にテーマを明確にし、63日より、毎週水曜日に異年齢のグループを活かした活動を行っています。

 

子ども達が異年齢、同年齢の集団での体験を通して多様な人(友達)と関わり、大きい子が小さい子に優しくするというような一方通行ではなく、双方向の関係づくりをねらっています。

 水曜日は、全園で行うリズム遊びから「異年齢グループ活動(縦割り保育)」がスタートします。この異年齢グループは3歳以上児でメンバーを作ってありますが、3歳未満児も一緒にリズム遊びを行います。

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年齢ごとに集まってくると、自然に赤グループ、水色グループ・・・など6つのグループに分かれて並びます。5歳児が「○番目だよ。ここに並んで。」などと声を掛けています。1つのグループは17人平均で分けてあります。

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いつもとは少し違う「リズム遊び」です。この日は、雨が降りそうだったので、ホール(遊戯室)で「リズム遊び」をやりました。

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 「リズム遊び」の後に、全園児で七夕納めをしているです。縦割り(異年齢)でのグループごとに、自分がどんなお願いをしたのか思い出しながら七夕納めを見守っていました。

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 上の写真は、3歳未満児です。「どんなお願いをしたんですか?」とインタビューされると、小さな声で「アンパンマンになりたい」と答えていました。微笑ましいです。空を指さしながら、見守っています。

 

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保育室移動中に、こんな素敵な姿を見かけました。自分の分も、友達の分も、上手にそろえています。

 活動の様子は、「2」へ続く・・・