本日、令和最初の卒業式が行われました。12人の3年生が、上矢作の学び舎を巣立っていきました。
残念ながら、在校生の出席は2人だけでしたが、送辞を通して在校生の思いも卒業生に伝わりました。
答辞に込められた思いをみんなで共有して来年度へとつなげていきたいと思います。
3年生のみなさん、ご卒業おめでとうございます。
3学期始業式 生徒会長挨拶
とうとう3学期になりましたね。2学期と比べると3学期は短く、あっという間に終わってしまいます。しかし僕は、この3学期がとても重要だと思います。それは、「誇れる軌跡の継承」があるからです。この行事は、各学年の誇れるところを発表し合い、3年生は1,2年生に継承し、1,2年生は3年生の良いところを引き継ぐ。そして、上矢作の文化、伝統をさらに高めていくために行います。各学年、誇れるものが作れるよう、一日一日を大切にし、学級一丸となって全力で取り組んでいきましょう。
1年生は、来年後輩ができます。しかし、今のままで後輩のお手本になれますか。挨拶はしっかりできていますか。合唱は全力で取り組めていますか。新1年生は先輩の行動を見てそれをまねしながら学校生活に慣れていきます。だから3学期の姿が大切です。一日をどう過ごすか、「誇れる軌跡の継承」に向けてどんな姿勢で取り組むかが、後輩のお手本になれるか、かっこいい先輩になれるかを決めます。今何ができるか、何をすべきかを考え、一日一日全力で過ごしていきましょう。
2年生は、4月から最高学年です。全校を引っ張る立場となります。今のままで全校を引っ張っていけますか。3分前着席、配膳の時間は守れていますか。挨拶はできていますか。そして、できていないときみんなで呼びかけ合い、やり切ろうとしていますか。全校を引っ張るためには、日常の姿で手本を見せ、目標に向かって学級や全校で協力してやり切っていくことが大切です。だからこそ、日常の姿で示し、全員で高め合えるようにしていきましょう。そして、最高学年に向けて全力で頑張りましょう。
3年生にとっては、卒業が間近です。しかし、今のままで卒業して本当によい卒業と言えますか。本当に後悔のない卒業と言えますか。僕は今のままでは言えないと思います。本当に合唱にも授業にも全力で取り組んでいますか。だめなことがあったときに、みんなで指摘し合っていますか。困っている仲間を助けていますか。それができたときに、よい卒業が迎えられると思います。だから、全校に誇れる合唱と授業を創っていきましょう。そのために、今するべきことともっとやった方がよいことを考え、実行し、やり切っていきましょう。
3学期は来年度へ向けてさらに成長できる重要な学期です。今この瞬間から頑張ることができます。まだ僕たちなら学級や全校を高めていくことができます。そのために、学級や全校で協力し、スローガンである「絆~高め合う上中~」を達成し、後悔のない最高の学期にしましょう。
3年 生徒会長 小木曽里玖
外部講師として来てくださった郡上市の株式会社ROBOZ様から、ドローンで撮影した映像と画像をいただきました。
外部講師の方を招いての、ドローン教室が開催されました。
ドローンは単純に操作を楽しむためのものではなく、災害救助や商業利用など、人のために多く利用されている(そしてこれから利用されていくだろう)ことを、学びました。
生徒は実際にドローンを触ったり、操作したりして、ドローンに興味をもったようでした。
最後は全校生徒集まって、空撮を行いました。
1年間行ってきた上矢作プロジェクト(中学生として、上矢作を盛り上げる方法を考える)の集大成と鳴る、上矢作フォーラムがありました。
地域の方をお招きして、特産品部会、伝承芸能部会、子育て部会、福祉部会、文化財保護部会、それぞれが成果と課題、今後の展望を発表しました。
フォーラムの最後には地域の方々に向けて、『ふるさと』を合唱し、お礼としました。
これからの地域を支える中学生として、一人一人が、今後の上矢作について考えることができたと思います。
本日、上矢作の道の駅、ラフォーレ福寿の里がリニューアルオープンしました。上矢作中学校は全校でオープニングセレモニーに参加し、地域の特色でもある太鼓を披露しました。
地域を知り地域に貢献することを趣旨とした『上矢作プロジェクト』。その伝承芸能部会を中心に、昼休みに太鼓の練習を行ってきました。伝承芸能部会の部長が練習の中で口にしていたのは、「地域を盛り上げたい」という願いでした。
台風の接近が心配されていますが、今日の上矢作は抜けるような快晴でした。
来賓の方々や、たくさんのお客さんの前で、上中太鼓が力強く響き渡りました。
今日は入学式でした。
8人の新入生は生徒会長の話から「なんとなく過ごさないこと」、「夢中になれるものを見つけること」を、校長先生の話から「自立(自分を鍛え高める)」と「共生(仲間とともに力を合わせる)」という上矢作中学校の精神を、それぞれ学びました。
地域の方々、保護者の方々、職員一同、そして在校生と多くの人々に見守られ、緊張も大きかったと思います。その中で、担任の先生に名前を呼ばれ一人一人がしっかりと返事する姿は、中学生らしく堂々としていました。
入学式後に在校生に新入生の印象を聞いてみると、「緊張しているように見えたけど、返事を頑張っていた。」、「すごくかわいかった。」と笑顔で答えてくれました。1、2年前に少し緊張した面持ちであの場にいた2、3年生にも、上級生として自覚が芽生えているようで、とても頼もしいです。
これで、平成31年度の上矢作中学校を創り上げる、32人の仲間が集まりました。
平成元年に創立した本校は、今年で30周年を迎えました。新たな歴史を、この32人で刻んでいきたいです。
最後に、古今和歌集から一首。
いにしへにありきあらずは知らねども
千とせのためし君にはじめむ/素性
(過去、あったことかなかったことかは分からないけれど、千年の長寿の例は、あなたから始まるのです。)
5人の新しい先生方を迎え、2019年度の始業式が行われました。
生徒会長や校長先生の話から、先輩になる2年生や最上級生になる3年生として、一人一人がどのように「気づき、考え、行動していく」か、考えることができました。
その後の入学式準備では自分の役割が終わった後、他の役割を探して動く素敵な姿が見られました。大切な後輩を迎えるために一生懸命働く2、3年生の姿に心があたたかくなりました。
さて、5月1日から使われる新元号が、「令和」に決まりました。
これまでの元号は漢籍(昔の中国の書物)を由来としていたそうですが、今回初めて日本の古典である万葉集を由来としたそうです。(ちなみに3年生は秋に、国語で万葉集を学習します。余談です。)
「令」には「めでたい」、「よい」、という意味があります。
2019年度の上矢作中学校も、生徒たちの努力や協力で、めでたいことがたくさん起こればと思います。
最後に、万葉集から一首。
正月立つ 春の初めに かくしつつ
相し笑みてば 時じけめやも/大伴家持
(春の初めに このように仲間が集まり ともに笑えば いつでも楽しい。)
上矢作中学校の全員で力を合わせ、新しい良さを得て良い仲間となり、たくさんの笑顔があふれる。
そんな1年になるよう、私たち教員も、生徒たちを全力で支えていきます。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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