ダンプトラック交通安全教室

「知る」ことが命を守る第一歩

今年の秋ぐらいから、リニアのトンネル工事で出た土を運ぶダンプカーが三郷町を走るようになります。みなさんが登下校の時や遊びに行くときに、これらのダンプカーと交通事故にならないように、ダンプカーの危ない所を知るための交通安全教室を大林組の方が行ってくださいました。心配した天気も何とかもちこたえ、2時間目に2・5年生 3時間目に1・6年生、4時間目に3・4年生が、内輪差による巻き込み実験とダンプカーの死角体験を通して、大型車ならではの危険について学びました。

運転をしない子どもにはなかなか分かりにくい内輪差について、5つのコーンで説明してくださいました。「前のタイヤが①~⑤に当たらないように通り過ぎた後、後ろのタイヤはどこを通るでしょう?当たってしまうとしたら何番だと思いますか?」というクイズを出してくださり、予想を立ててから実験を見ました。思わず、「こわ…」という声がもれました。

死角を知る実験では、運転手さんに見えると子どもが考える位置にコーンを並べさせ、次に、実際に運転席に座った人に見える位置を確認しながらコーンを置き、青いコーンと赤いコーンの位置の違いを実感するものでした。助手席側のドアの向こうがこんなにも見えないとは驚きでした。

山﨑建設、板垣建設のご協力により、ダンプカーを2台も用意していただけ、全員が運転席に座らせてもらって、車の近辺がどのくらい見えにくいかを実体験することができました。

最後にダンプアップをしてみせてもらいました。迫力満点でした。

大型車の近くに寄る危険性が実感を伴ってよく分かる貴重な学習をしていただきました。ありがとうございました。

三郷小学校では、7月上旬から校舎の大規模改築が始まります。その工事に伴って、学校の敷地内をダンプカーや大きなトラックが通るようになります。今日学んだことをいつも頭に置き、校内でも安全に気を付けて過ごしましょう。


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