知新セミナー「授業に活かす学校図書館」

知新セミナー「授業に活かす学校図書館」が恵那文化センターで開かれ、13名の先生方が参加されました。講師は恵那市学校図書館巡回司書の 久木 恵先生 です。子どもたちの興味を引くような本の配置の仕方、本の手入れ、調べ学習に適した本の選び方などを教えていただきました。特に「先生方が図書館のどこにどんな本があるのか知っておくことが大切。」ということを強調されました。更に、朝読書は先生も子どもと一緒に読書することで、子どもたちの読書の世界が広がる、ということもお話されました。「学校図書館は使ってもらう場所、本を保存しておく場所ではない」そんなことを改めて考えされられるセミナーでした。(参加者の感想は詳細を見てください)

(参加者の感想)

「自分は低学年の担任をしています。「早く返して」「早く借りて、帰るよ」毎日のように子どもたちに言っており、非常に耳が痛かったです。(中略)子どもと本との出会いのためにも、図書館でのんびり過ごす時間をつくっていきたいと思います。子どもが手に取りやすい本、とても大切だなと感じました。彩り、絵など好みもありますが、きれいさ、新しさ、これらは教員の力でやらねばならないものだと学びました。子どもが楽しめる本棚作りを考えていきたいです。」

「本校でも毎朝10分間、朝読書の時間がありますが、正直申し上げると、久木先生のおっしゃるとおりで、時々事務的な作業をしてしまうことがあります。子どもたちと共有する時間を自ら失っているので、同じ気持ちを共有するためにも読書をしていきたいと思いました。また、これまで、図書館にある本を使って授業を行ったことがありませんでした。5分でも立ち寄り、積極的に活用していきたいと思いました。」

 
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