保育参観研究会⑧ やまびここども園での実施の様子

 第8回目の保育参観研究会は、9月10日にやまびここども園で行われました。やまびここども園の特色ある園の活動テーマは、「人とのかかわりを深め、楽しい生活を作り出せる子を願って ~地域の人、異年齢児との交流を通して~」です。他園からの参観者は、7名でした。4歳児17名が、「ますをつくろう」の活動を公開しました。やまびここども園では、日頃から異年齢児や地域の方との交流を大事に保育をしています。今回の公開保育では、9月10日に地域の方のお世話になって行うマスつかみと関連づけ、4歳児から発信する形で活動がスタートしていました。それぞれの年齢にあった分担を決め、それを合わせて感謝の気持ちを伝えるウエルカムボードを作り、当日にはそのボードの前で一緒に写真を撮るところまでつながっています。この公開の中では、昨年のマスつかみの体験がイメージを膨らませるのに有効で、マスの模様を描くときには、骨を書いている子もいました。終末では、自分のマスを紹介するとき、「速いマス」というキーワードが多く聞かれ、捕まえたときの体験つながっていることが分かりました。 また、ねらいにある「友達に教えたり教わったりしながら」について、分からないときには「わからん」「教えて」と自分から声をかける場面が見られ、「待ち」の保育ではなく、積極的に取り組む姿が印象的でした。

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