保育参観研究会⑪ 上矢作こども園での様子

 第11回目の保育参観研究会は10月16日に上矢作こども園で行われました。上矢作こども園の特色ある園活動のテーマは「自分のことが自分ででき、人の話が聞ける子  ~友だちや地域の人との関わりを通して~ 」です。今回は4歳児の「じゃんけん遊び」が公開され、他園からの参観者は8名でした。クラスの子どもたちの様子から、人の話を聞いて行動する力をつけたいと、話を聞く場面や遊びの中に、たくさんの配慮や工夫がありました。また、運動会の体験から、子どもたちが自然に「えいえい、おー!!」と声を上げる場面があり、日頃の保育とのつながりが見えました。また、じゃんけんの時にチョキのつもりが一本指を出し、その場をどのように納めるかなど、保育の中のトラブル(アクシデント)をどのようにしてチャンスに替え、子どもたちに気づかせていくかという場面もあり、途中何度も、参観者から笑みがこぼれました。支援を要する子はどの園にもいますが、その子達を中心に考えながらも全体が楽しめるようにするために、日頃からどのようなことに配慮をしているのかということもうかがうことができる研究会でした。

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