保育参観研究会⑬ 大井こども園での様子

第13回目の保育参観研究会は、10月30日に大井こども園で行われました。大井こども園の特色ある園活動のテーマは、『人とかかわる力が育つことを願って ~わらべうた遊びを通して~』です。今回は、4歳児が、わらべうたあそび「ねこがごふくやに」を公開しました。他園からの参観者は4名でした。教室にお面があったのをきっかけに、「これなに?」「ハロウィンねこ」と『ねこがごふくやに』のわらべ歌遊びへのきっかけ作りをされました。この歌には、呉服屋、足袋、7文半などが出てきますが、絵や実物で意味を説明する場面がありました。すると、同じたとびでも「足袋」と「旅」の2種類あること、七五三の時に足袋をはいたことなどに話が広がりました。『ねこがごふくやに』は、『かごめかごめ』のように丸くなってもできますが、鬼の人数を増やしたり、壁に貼ってあるネズミの絵にタッチしたり、床に置いたフラフープのような輪に逃げたり・・・と遊びの幅を広げることができます。自分から友達の中に入れない子、鬼ごっこで捕まると泣いたり怒ったりする子がいても、飽きないように、上手に気持ちが切り替えられるように、一つの遊びをいくつもの方法で楽しめる工夫がしてありました。

ねこが呉服屋に その1