今井友樹監督は2014年かすみ網猟をテーマにした記録映画「鳥の道を超えて」を作成する際に飯地町で多くの取材をされた方です。この作品は文化庁映画賞の文化記録映画優秀賞を受け、五毛座でも上映会があったと聞いています。本日は来春に映画館で公開予定「おらが村のツチノコ騒動記」を特別に見せていただきました。
上映前に、ツチノコのおもちゃを手にして説明。
70分のドキュメンタリー映画、児童が最後まで集中して視聴できるか、今井監督は心配してみえました。
途中トイレ休憩をはさみましたが、どの子も最後まで集中して観ることができました。
場所をかえて感想交流。
「初めはツチノコはいないと思っていたけれど、もしかしたらいるかもしれない。」と考えを変えていた子が多くいたことは興味深かったです。「思ったよりも多くの人が、また身近な人が探していることもわかった。」という感想も多く聞かれました。そして「東白川村のイベントに参加したい。」「発見された場所と飯地が似ていたから飯地でも探してみたい。」といった感想も聞かれました。
最後に今井監督ご自身の体験から、夢・志について語っていただきました。
「子どもの頃はツチノコがいると思っていたけれど、大人になるにつれその思いはなくなっていきました。でも10年前からいろいろな人に話を聞き、ふるさとの暮らしに目を向ける中で、今は『いる』と思えるようになりました。すると心の中が広がった気持ちになったのです。」「志とは心がさす方向のこと。」「見方が変わると自分自身が変わります。」
初めは郷土愛をテーマにした映画だと聞いていましたが、夢・志をテーマにした映画でもあるなと感じました。低学年にはドキュメンタリー映画はちょっと難しいかなとも思いましたが、想像以上にテーマを感じ取ってくれていたなと思います。
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