厚生労働省では、ものづくりなどの優れた技能、経験を有する方を「ものづくりマイスター」として認定・登録し、企業や学校などで実践的な実技指導や、効果的な技能の継承、後継者の育成を行っています。この度、岐阜県職業能力開発協会の塩谷章さんにコーディネートいただき、ものづくりマイスターを講師としたものづくり体験活動を行いました。
「寝具制作」講師は吉田幸尚さん。恵那北小校区の方です。
「畳製作」講師は2名。明知町在住三宅悠介さん、土岐市曽木町在住田中直貴さん。
「寝具製作」では「ミニ座ぶとんづくり」を
「畳製作」では「ミニ畳づくり」を体験しました。
「座ぶとん」は、適当に綿が詰まっていればよいわけではありません。
アメリカ産、インド産、化学繊維、3種の綿をブレンドした素材を使って、形をつくっていきます。
綿を重ね
形づくり、
綿をカバーに入れます。
端まで綿が行き届くように入れるのがとっても難しい。
そしてミシンで縫製します。
「できなかったら私がやるからいいよ。」と吉田さん。それでも「自分でやってみたい!」とチャレンジするのがいいじっ子。頑張りました。
吉田さんの指示を聞きながら「パンパン」と叩いて形を整えます。
真ん中に糸を通してしばれば完成です。糸でつったときにバランスがとれたら、綿が均等に入っている証拠。うまくできました。
後片付けまでが体験活動です。恵那北小の子たちがモップで床を掃除してくれている間、飯地小は吉田さんの道具片付けを手伝いました。
一方こちらは「ミニ畳づくり」チーム。初めに「畳打ち体験」を行いました。近年は機会による製造が主流ですが、昔は手仕上げで行っていたとのこと。硬くてなかなか針が入っていきませんでした。
ミニ畳作りです。縁付け作業を行いました。
コツがつかめてきたようです。
道具を手際よく使って仕上げていきます。
黙々とものづくりに取り組む時間、楽しいですね。
完成です。
「ミニ座ぶとん」と「ミニ畳」。体験の証となるお土産ができて、みんな笑顔です。
職人の皆さんは年末の今、とっても忙しい時期とのことでした。そんな中、大変手厚く準備をしていただき、また一人一人に丁寧に指導していただき、本当にありがとうございました。また、今の職業を志したときのお話もまた、大変貴重でした。夢・志を叶える努力は決して簡単ではないけれど、それでもあきらめずに努力し続けることが夢の実現につながるのだと感じました。
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