高学年は9月に飯地自治区協議会纐纈会長さんから人口減少についての課題を聞き、自分たちができるまちづくりはないか考えてきました。
今回、国土交通省中部地方整備局新丸山ダム工事事務所の皆さん、恵那市役所建設課の皆さん、飯地小と関わりの深い地域の皆さんに向けて、これまで考えてきたまちづくり案を発表する機会をいただきました。
先日「えーなお仕事体験」でお世話になったアミックスコム小栗さんにも取材いただきました。
「橋ができたら、飯地の魅力を知っていただく『飯地塾』を橋のたもとで実施したい。」
移住者の方にインタビューすることで、ふるさと飯地の魅力を多面的に見つめてきた歩みを紹介しました。
全校児童にも飯地の魅力についてインタビューしています。
最後に、今自分たちにできるまちづくりプロジェクトを紹介しました。飯地の魅力を伝える看板がもうすぐ完成です。
「夢のある発表をありがとう。」「地域の魅力を高めることで人を増やそうとする取組がいいですね。」「体験は人が集まるよいアイデアです。」「小学生として実際にできることを考えているところに飯地町への愛を感じます。」「皆さんの思いを大人として応援したい。」子どもたちの意欲を高めていただきました。
「質問です。なぜ『バンビ作り』なのですか?」「バンビは昨年度私たちが地域の人と関わって作り、よい思い出となっています。町外の人にもぜひ体験してもらいたいと思いました。」質問をしていただくことで、子どもたちの思いをより深く知ろうとしてくださったことに感謝です。
恵那市建設課の方からも感想をいただきました。「力強く魅力を発表する姿に感動しました。」「発表の構成も考えられていてよかった。」「SNSと人とのふれあいの融合もいい。SNSで発信、来たら飯地塾で生の声を聞き、バンビづくりやこんにゃくづくりで体験、いいね。」「今まで大人だけの意見を聞いてきましたが、参考になるアイデアは取り入れたい。」町づくりの最前線にみえる方から力強い言葉をいただき、こちらこそ感動です。
地域の方を代表して飯地自治区協議会纐纈会長からも感想をいただきました。「まちづくりで大切なことは『人づくり』コトをおこす人材をつくることが大切。今日はとてもよい機会をつくっていただきありがたい。」飯地町が子どもから大人まで一体となってまちづくりを進めていることを町外の方にも知っていただける機会となりました。
その後、新丸山ダム事業概要説明を聞きました。
緊張感から少し開放された子どもたち。これから見学する新丸山ダムの知識を得ます。
初めに新丸山ダム管理支所の屋上から現場の様子を見せていただきました。
写真では伝わりづらいですが、壮大な工事の様子を見ることができました。
タブレットで新丸山ダム造成の様子を見せていただきながら現場を見ると、想像がふくらみました。
フレームを使って記念写真。
こんな感じになりました。みんないい笑顔です。
参加いただいた地域の方も記念に撮影。子どもたち以上にテンションが高かったかも。
続いて、丸山ダム右岸天端に移動しました。
上からみるとここです。
右側、ダムの下の景色。これも写真ではなかなか伝わりづらいですが、迫力がありました。
ダムの上部。正面遠くにみえるのが「旅足橋」です。新丸山ダムができるとこの赤い橋は沈んでしまいます。
「かくれミッキーを見つけたよ。」と子どもたち。いいじっ子はどんなことにも楽しみを見出す天才です。
先ほどいた管理支所が遠くにみえます。
普段来ることのできない場所を見学させていただきました。
プレゼンに続き、現場を丁寧に見学させていただき、本当にありがとうございました。
人口減少は日本全体の社会問題であり、自分たちからは遠い世界の問題ととらえることが普通なのかもしれません。しかし今回、子どもたちは当事者意識をもち「こんなアイデアで人が増えないか。」「今自分たちができることはないか。」と想像力をふくらませて追究することができました。そしてまちづくりの最前線にいる大人の方々から力強い意見をいただき「もしかしたら自分たちが未来の飯地町を創ることができるのでは。」と手ごたえを感じたのではないかと思います。これまで飯地町の魅力を再発見してきた子どもたちですが、今回は「町民一体となってまちづくりを考える」という飯地の新たな魅力を創り出したのではないかと感じました。
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