3・4年生が先日収穫したこんにゃく芋を使って、飯地こんにゃくを作りました。いいじっ子サポーターの山口鉦一さん、山本松枝さんが講師です。
初めに生芋をきれいに洗ったら、細かく切ります。1こ700gほどある大きな芋ですので、切るのも大変でした。
ゆでている間は山口さんの飯地こんにゃく講義です。昨年度は聞くだけで終わっていましたが、今年度は子どもからの質問が出ました。「こんにゃくを保存しておく方法はありますか?」これは前回の総合の授業で「飯地こんにゃくを売ること」について考えた子どもたちだからこそ出た質問です。「こんにゃくは冷凍して保存することはできないよ。ただ、ゆでた芋を冷やし冷凍しておくことはできるんだ。そうすると一年中、飯地こんにゃくを食べることができるよ。」情報収集能力等、問題解決力が高まっていることを頼もしく感じました。
ミキサーで水を加えてよく回します。「こんにゃくのにおいがしてきたよ。」と子どもたち。
灰汁(あく)を入れてよくこねます。時間のかかる作業です。順番に交代しながら全員で協力してこねました。
「手にすくって、こうやって形を整えるといいよ。」山本さんの真似をしながら丸い形を作ります。
最初はおそるおそるお湯の中へ投入。「お湯がとぶよ。気を付けて。」
でも、すぐに要領をつかみ、慣れてきました。何事も経験ですね。
こんにゃくいも3こ、2kgほど使って、飯地こんにゃくを作りました。作ったこんにゃくは本日持ち帰ります。しょうがだまり、または酢みそをつけて、さしみで食べると美味しいです。
令和2年度に学校農園でこんにゃく芋の栽培を始め、山口さんの自宅で作ってみえた芋を使ってこんにゃくづくりを体験。昨年度は学校農園で収穫した芋を使ってこんにゃくをつくることができました。こんにゃく作り3年目となった今年度は、すっかり飯地小伝統行事となりました。山口さん、山本さん、ありがとうございました。来年度もよろしくお願いいたします。
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