授業のどんな場面でICTを活用すると有効なのかを考えながら、日々授業を行っています。
3・4年生「総合」飯地こんにゃくづくりも佳境にさしかかっています。前回観察してから1か月ほどたち、農園の様子が変わってきました。本当は直接農園に見に行き確かめたかったところですが、雨の心配があったため、教室に実物を持ち込んで観察をしました。この観察記録は「飯地こんにゃくづくり秘伝書」として一人一人がロイロノートにまとめています。
5・6年生「理科」月の満ち欠けについて学んでいます。体育館を真っ暗にし、照明を一方から当てたとき、ボールがどのように見えるのか、西、南西、南、南東、東の順に撮影し、見え方の考察をしました。肉眼で見るよりも写真で撮影した方が陰陽がよくわかったようです。
2年生「国語」これまでに学んだ漢字を仲間分けしました。「父、母、兄はお家の人の仲間」「赤、青、黒は色の仲間」というように、ロイロノートに配付された漢字カードを色のシートに分けました。多くの漢字を紙で準備して仲間分けすることに比べ、子どもの活動量は随分と増えています。
1年生「国語」漢字の読みをロイロノートで行っています。問題を見て答えたあと、スワイプして答えを目で確認します。自分のペースで問題を解き、すぐに答えを確認することができるので、楽しく取り組むことができています。
5年生「算数」平均の考え方を使って「歩測」の意味をはっきりさせる学習でした。最初に担任の先生の動画を見て一歩の歩幅の見つけ方を確認した後、実際に体験し自分たちの一歩の歩幅を求めました。授業で使うICTは活用自体が目的ではありません。ICTよりも体験の方が学習内容の理解に有効ならば体験を大切にします。
自分のペースで繰り返し行う学習等、タブレット学習のよさを生かしながら、これからも子どもたちに確かな力をつけていきたいと考えています。
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